08051 MacBook Neoが物理トラックパッドを採用した理由を推測してみた
No. 08051, by shio / 塩澤一洋
2026-03-11, 2026年3月11日
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MacBook Neo 降臨⚡️
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3月4日の深夜に発表されたMacBook Neo。
オンラインのApple Storeで即購入。
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選ぶ項目は2ヶ所のみ。
その1 カラー:silver, blush, citrus, indigoの4色。shioはもちろんピンク。色の名称は「ブラッシュ」。blushね。なるほど。
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その2 ストレージ:256GBか512GBかの二択。後者だとTouch IDが付くので後者を選択。
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悩むところなし。
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table:MacBook Neoの価格
通常 アカデミック
256GB 99,800円 84,800円
512GB 114,800円 99,800円
10万円を切る価格、素晴らしい。そしてアカデミック価格は13%引き。ありがたい。
おそらく、「アカデミック価格を 10万円未満にする」という狙いが先にあって、価格を設定したのだと思います。学生たちもこの価格なら手を出しやすい。
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キーボードはJIS。
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日本語入力に最適なキー配列はかな配列。JISかな配列または親指シフト(shioシフト)です。
ローマ字入力は押鍵する回数がかな入力の倍。非効率。
ローマ字入力から親指シフトに転向したのは2011年。
02333-110401 23年目の親指シフト
あれから早くも15年。ローマ字入力をやめて本当によかった。親指シフトを勧めてくださった新井さんに本当に感謝しています。
2019年には、句読点の配置だけ変更したshioシフトを考案
05719-191212 親指シフトで句読点の位置を変更し「shioシフト」完成
さらに2022年には、右手を2列右にずらすor2レイアウトにしたため、胸が開いて身体が楽。
司法試験受験生用に始めたJISかな配列も、or2レイアウトです。
07773 司法試験受験生へのタイピング指導を親指シフトからJISかな入力に変更します
07793 37年目のJISかな入力
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発売日の3月11日、午前中に配送されました。
開封。
かわいい🩷🩷🩷
四隅が丸く、天板と底板の四辺をなす角も丸みを帯びている。
可愛くて、手触りが優しい。
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手で持ってそっと捻ってみる。
うん、案の定頑丈。
堅牢な作り。
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MacBook Neoの内蔵バッテリーは、36.5Whリチウムイオンバッテリー。
M5 13インチ MacBook Airの内蔵バッテリーは、53.8Whリチウムポリマーバッテリー。
リチウムイオン電池とリチウムポリマー電池とで、重量エネルギー密度、体積エネルギー密度ともほぼ同じと仮定すると、単純に比較し、MacBook NeoのバッテリーはMacBook Airの約68%、軽く小さい、バッテリーの容量が小さいから、満充電までの所要時間も短いはず。
一方で、総重量はどちらも1.23kg。
ということは、MacBook Neoは3割以上バッテリーが小さい分、アルミのボディを肉厚に作ってあるのかもしれない。
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10代の若者が使うことを想定すると、落とす、ぶつけるなど、ボディに衝撃が加わる可能性が高く、ボディを頑丈に作ったのかもしれません。
ボディを肉厚に作ったとしたら、その結果として、角のアールを大きく取ることができ、より丸みを帯びたデザインが実現します。頑丈さが可愛さの源泉。素晴らしい。
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ヘッドフォン端子が左側面、手前にあるのが良い。
他のノート型Macは、ヘッドフォン端子が側面、奥の方にあります。ケーブルを繋ぐとユーザから遠い。
学生はヘッドフォンを使う機会が多いはず。Bluetoothの電波による接続よりも有線接続の方が音がいいし確実。電波を発信するイヤフォンを子どもの頭に装着することを好まない親もいることでしょう。
ヘッドフォン端子が手前にあるのは正解。
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画面上部中央のカメラ部分が黒く覆われる「ノッチ」がないのもMacBook Neoのステキなところ。「全画面化」していないウィンドウを「画面全体に表示」するとピッタリ画面全体に表示されて気持ちいい。
ノッチがあるMacBook ProやAirだとメニューバーを非表示にして「画面全体に表示」を選択しても上部に表示の無いエリアが生じる。一方「全画面化」してスクショすると上部に黒い線がつく。
MacBook Neoはちゃんと「画面全体に表示」される。
ベゼルを細くしてノッチを設けるより、ちゃんと四角い画面の方が素晴らしい。久しぶりにノッチのないMacという意味でもMacBook Neo最高🩷
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キーボードは静か。無音とは言わないけれど、ほぼ無音。とても静か。
ストロークが深く、クリック感もあって入力しやすい。
価格を落としてもハードウェアとしての品位を落とさないのがAppleの素晴らしいところ。
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トラックパッドは久しぶりに物理ボタン。
ボタン自体が押し下がる方式。
近年のMacはいずれも物理的に動かないトラックパッドを採用しています。「Taptic Engine」によって“触覚フィードバック”を与える「感圧タッチテクノロジー」という機能を搭載し、トラックパッドが押されて圧力を受けると下から小突く振動を返します。押した人はあたかも物理的に押し下げたかのような錯覚を覚える。
Appleのトラックパッドで強めのクリックと触覚フィードバックを使う方法 - Apple サポート (日本)
MacBook Neoは久しぶりにこの機能ではなく、実際にトラックパッドが押下される物理ボタンを採用しています。
コストが安いからなのかもしれない。どちらが安価なのかshio.iconは知らない。
でもAppleのことだから、もっと深遠な理由があると感じる。
もしかしたら、子どもが使うMacのボタンとしては、「感圧タッチ」によってユーザをいわば「騙す」のではなく、リアルに物理的な押下を「体験」することを優先したのかも。その原体験があるからこそ、あとで「感圧タッチ」のトラックパッドを使った時に、あたかも押下しているかのような「錯覚」を覚えるはずだからです。
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Appleの歴史は可動部削減の歴史。
機械の故障は動くパーツで発生するから、動くパーツを減らすほど、故障が減る。
Macintosh G4 Cubeで電源ボタンまで不動にして失敗したAppleは、電源ボタンだけは物理ボタンとして残す。それ以外をいかにして不動にするか。ハードディスクをSSDにしたり、フロッピーディスクドライブ、CD/DVDディスクドライブを削減したり。電源管理、温度管理を精緻化して冷却ファンもなくし、物理的に回転する部品を無くして「ゼロスピンドル」を実現。マウスの底面に昔はあったボールを無くし、左右ボタンやスクロールもセンサーにして可動部を極限まで減らす。
トラックパッドからはクリック用の独立したボタンを廃し、MacBook ProやMacBook Airでは物理的な押下も無くして、トラックパッドを完全不動にした。iPhone/iPadではキーボードを画面表示にしてタイピングも不動にした。
逆に、物理的に動くボタンを搭載する場合は、押し心地を高品位に設計する。長年のユーザにとってトラックパッドの押し心地は懐かしい。キーボードは剛性高くブレがなくて上質なフィーリング。
押していてもっと押したくなるキーボードこそ、文房具としてのパーソナルコンピューターに相応しい。
そのようにハードウェアとしてのクオリティが高いからこそ、Macを使いたいのです。MacBook Neoも亦同じ。
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現時点で感じているMacBook Neoがステキなポイント
軽い、小さい、頑丈
ボディの周囲のアールが大きくて丸みを帯びているので持った触感が優しい
ボディカラーが綺麗でかわいい
ヘッドフォン端子が手前にある
ノッチなしのすっきり画面
充電速い
物理的に押し込めるトラックパッド
以下はMacBook NeoだけでなくMacBook Airなどにも共通の特徴。
ファンレス、無音
バッテリ長持ち(MacBook Neoは16時間連続使用可能)
ずっと使っててもひんやりボディ
スピーカーの音が良い
マイクの音質も良い
画面の解像度が高い
タイピングしやすい静かでブレのない高品位なキーボード
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もう一つ、shio.icon的にうれしいのは2018年7月に使い始めたApple純正のレザースリーブにMacBook Neoが収まること。
05209-180728 13インチMacBook Pro用Apple純正レザースリーブが上質
いまやAppleは製品に本革を使っていないため、これは貴重品。長く使いたい。MacBook Proは14インチになってこのレザースリーブに収まらなくなり、残念に思っていました。またこの上質なレザースリーブがMacBook Neoで使えてうれしい。
久しぶりにオイルを塗ってお手入れし、使用を再開しました。
MacBook Neo、軽くて小さくて可愛くて、親近感🩷
〈写真はSigma BF / Sigma 45mm F2.8 DG | Contemporary〉
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